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2009年04月14日(火)

1 序章 【白い箱】

アレン・タイニス・舞・翔は16歳と年齢を固定しました。
今までずっと曖昧にしてきたので…。

あっ、なっちゃんの年齢不詳はデフォですよ。そんなんうっかりバラそうものなら連載中止ですから(爆)

過去のお話は、こちらから
1 序章 【会議】

【More・・・】

「白い箱」という研究施設は、15~16歳前後の特殊能力を持った少年・少女達を集め監視、観察・研究する場所である。最近エリック達はこの研究施設の破壊やその施設に捕らわれている少年・少女を保護して欲しいという依頼を請け負っているそれが、自分達の仲間であるアレンであり、これから依頼を請けて保護しなければならない双子の少女達がいる場所でもある。何故、そして何の為にこの施設が作られたのか?推測、憶測はつけど、どれも決定的な証拠とはなっていない。エリック達は依頼をこなす一方で、『なぜこのような施設を建てる必要があったのか?』ということを独自に調査していて今回の依頼でいくつかの手掛りを入手した。

『人間兵器』を作る研究施設「白い箱」

遺伝子改良やクローン技術等、表社会では『禁忌』とさせられている技術を駆使しPotentialWeapon(潜在力を具現化した武器)という特殊能力に特化した人間を意図的に『製造』する『工場』として生まれた施設。

アレンもその昔、エリックに保護された。彼には幼い頃の記憶がほとんどない。恐らく16年という年月の殆どを狭く白い壁に囲まれた施設で実験動物と同様の扱いを受けてきたからだろう。彼の身体には大量の電流を流し込まれた痕があった。彼が電気を発する体質の原因のひとつでもあるらしい。

そして、これからエリック達が請け負った依頼の少女達も同様に閉じ込められ、白い壁と白い床のあの施設で生きているのだろう。


「姉さん、エリックさんや、小夏先生の言っていたように私たちの知らない世界がこの箱の向こうにあるって本当かしら?」

部屋の窓の外を眺めていた少女は、振り返り姉に尋ねた。その少女の肌は、姉とは違い色白いというより血管が透けて見えるような透き通った肌をしており、髪の色は色素が抜け落ち、姉の灰色の髪とは異なり、薄い緑色をしていた。

「さぁな……あんな女にヘラヘラしてる奴のいうことなんて、胡散臭い事この上ないが、もしそんな世界があるのなら……。」

--------誰でもいい私たちをここから連れ出して欲しい……。

姉は、そっと妹の髪を撫でながら、自分達はこの狭い世界を飛び出し、自由になること等それこそ夢のような話だ。でも、その夢が叶えばいいと思わずにはいられなかった。


『最強兵器人間』のサンプルとして姉の舞と翔は生まれた。

攻撃性に特化し、感情のリミッターをはずされると体力の限界をつくして破壊活動を続ける性能を持った姉の「澤田舞」

最初の研究では戦闘能力が激しく劣っていることから当初は『失敗作』とされていたが、後に高い治癒能力を持つことが判明した妹の「澤田翔」

彼女達の高い能力は、周りから賞賛され、姉の舞は主に戦場でその能力を発揮し、翔は医療チームの被験体として利用され続けてきた。

「と、まぁここまでが俺たちが知りうる情報だ。リカちゃん。今回の作戦の説明を頼む。」
エリックは、リカルドに説明を促した。
「今回の作戦だが。まず、アレンの能力で施設の電源をショートさせ、一時的な混乱を
おこす。停電が合図だ、この時間舞はエリックと訓練、翔は小夏のところで医学実習だったな?エリックと小夏が主となって2人を巧く誘導してくれ。もちろんこれらの動きは、暗闇の中で素早く動かなくてはならない。小夏には俺がついているが…エリックとアレンの方は、脱出経路の確保はできているな?」
「ばっちりだぜ☆リカちゃん!!」
「俺も大丈夫っす」
エリックとアレンは、リカルドの問いかけに力強く答えた。
「ならば、これから作戦を決行する。各自配置についてくれ」
リカルドの号令と共にエリック達は、各々の配置場所についた。

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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