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2008年09月24日(水)

【番外編】 ~The Golden Lore~

まったく本編とは関係のない話です。

その辺をご理解の上閲覧してください

っていうか。円満引退する人はおらんのか?さとうがしのメンツはっ!!

【More・・・】

城の兵士を勤めたいた少女は、双子の薬草売りの少女と仲睦まじく暮らしていた。
ある日姉は己を鍛える為に旅に出ることにした。最近は近辺の魔物も強く、か弱い妹を護る力を鍛える為にでかけた。勿論、留守にする間は妹の事が気がかりだったが、気心の知れた薬師の師匠のところに預けたので大丈夫だろう。

姉は冒険者となって各地を渡り歩いた。鉱脈を探し魔物を討伐していった、道中様々な事情を抱えた仲間達と出会いまた別れた。報酬には興味がなかったので、生活必要最低限のお金意外は、すべて知り合いの薬師に妹の面倒を見てくれるお礼として送った。

今日もいつものように討伐の依頼を引き受け仲間達と共にでかけた。道中難なく通過できたはずだが、依頼の巨大ムカデは彼らが思った以上に手ごわく、仲間達も次々に倒れていく。

彼女にも敵の牙をむけられた、

「わ、私はこ、こんなところで死ぬわけにはいかないんだ!!!」

剣を一振りするが、致命傷には至らない。逃げ出すことも考えた…だがしかしここで倒れた仲間達のことを想うとやりきれなかった。そんな彼女のためらいが敵に隙を与えてしまった

「うっ!!!!」

彼女は、致命傷を負い地面に蹲り動けなくなった。朦朧としていく意識の中で彼女は剣を握りしめる。剣には、彼女には少し似つかわしくない可愛らしいストラップがついていた。
「翔…ごめん…な、こんなに真っ赤にしてしまって」
妹の名前を呟き、血で染まってしまった妹手作りのお守りのマスコットをぎゅっと握りしめる

ーーーー姉さん…いってらっしゃい。これ、頑張って作ったお守りです。きっと帰ってきてくださいね。姉さんの大好物今度いっぱい作ってまってますからっ!!-----

そう言って妹にもらった大事なストラップ剣を振るう度に妹のことを思い出し闘志が沸いてきたこのストラップ……せめてこれだけはこの手に…。

彼女は妹が作ったお守りを強く握り締め。肩を落とし永き眠りについた…。






その後風の便りで姉の訃報を妹は聞いた。

彼女は姉の敵討ちの旅に出ると言った。周りの者はみんな彼女を止めよとしたが、彼女の師匠である薬師の女性はこう言った。

「敵討ちなんて不毛なものよ~……。でも、貴方のお姉さんが何を見て何を知りどういう生涯を送ったのかそれを知る権利は確かに貴方にあるわよ~。いってらっしゃい。敵討ちじゃなくてお姉さんを知る旅に……。」

こうして、姉の後を追うように妹も旅にでることとなった。





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さりげなくなっちゃんが出てますwwww
リカちゃんが死んでますが、まったりやってるようです。でも着々と自分も冒険に出ようと準備してます。多分このさとうがしでは大トリの冒険を勤めるでしょうw

テーマ : ショート・ストーリー - ジャンル : 小説・文学

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